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放送大学あすなろ会
2021年を振り返って

今年は、ゴルフ界や米野球界などで日本人の活躍があり、日本でのオリンピック、パラリンピックの成功などの良き話題もありましたが、日本でも新型コロナウィルスが猛威を振るいました。12月現時点では、終息に向かっているようにも感じられていますが、油断は禁物と感じられております。


今年の良き出来事としましては、


2月 大阪なおみ選手がテニス全豪オープンで2年ぶり2度目の優勝をしました。

4月 ゴルフの松山英樹選手が4大メジャー大会のマスターズ・トーナメントで初優勝をし、日本男子初のメジャー制覇を果たしました。


6月 陸上の山県亮太選手が男子100メートルで9秒95(追い風2.0m)の日本新記録を樹立。 ゴルフ全米女子オープンで6日笹生優花選手が初優勝。優勝は大会最年少タイ記録でした。


7月 新型コロナの影響で史上初の1年延期となった第32回夏季五輪東京大会(オリンピック)が23日開幕しました。日本は日本の史上最多の58個のメダルを獲得しました。 24日第16回夏季パラリンピック東京大会が開幕しました。日本は日本の史上2番目の51個のメダルを獲得しました。 26日「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」(鹿児島、沖縄県)が世界自然遺産に、27日「北海道・北東北の縄文遺跡群」(北海道、青森、岩手、秋田県)が世界文化遺産に登録されました。


9月 新型コロナ対策として発令されていた緊急事態宣言や重点措置が半年ぶりに全面解除。宣言や重点処置がどの地域にも出ていないのは半年ぶり。9月に入って感染の減少傾向が顕著になっていた。

10月 5日に今年のノーベル物理学賞に地球温暖化を科学的に予想した真鍋淑郎・米プリンストン大上席研究員が選ばれた。


11月 将棋の竜王戦七番勝負で13日、藤井聡太三冠がシリーズ4連勝し初の竜王を獲得した。王位、叡王、棋聖と合わせた四冠を史上最年少19歳3か月で達成した。 18日米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が今季ア・リーグ最優秀選手(MVP)に選ばれました。


悲しい事件としましては、



3月俳優の田中邦衛さんが、4月脚本家の橋田寿賀子さん、ジャーナリストの立花隆さん、9月には漫画家のさいとう・たかをさん、10月には人間国宝の古典落語の柳家小三治さん、11月には、作家の瀬戸内寂聴さん、歌舞伎俳優の中村吉右衛門さんが逝去されました。日本人の貴重な人材のご逝去が本当に惜しまれました。


また、6月には千葉県八街市市道で下校中児童の列にトラックが突っ込み5人が死傷しました。


7月 3日静岡県熱海市で土石流が発生、26人が死亡、1人が行方不明となりました。


8月 6日国内の新型コロナの感染者が累計100万人を突破しました。政府は1月に2度目の緊急事態宣言を発令して以降、緊急事態宣言や「まん延防止等重点処置」を全国各地に度々適用しました。夏以降は感染力の強い変異ウィルス「デルタ株」が流行し、医療提供体制が逼迫。8月には自宅療養中の感染者が全国で10万人を超えました。国内の感染者は9月には累計150万人を超えました。


10月 小笠原諸島付近の海底火山の噴火で発生したとみられる大量の軽石が沖縄県本島などに漂着し、漁業や観光に影響が出ました。政府が28日、関係省庁による初の対策会議を開きました。


11月 電車内で無差別刺傷事件が相次ぎました。
新型コロナの新たな変異株「オミクロン株」の各国での感染拡大を受け、政府は30日外国人の新規入国を原則停止しました。同日以降国内でも感染例が相次いで確認されました。12月現時点では、終息に向かっているようにも感じられますが、油断は禁物と感じております。


新型コロナウィルスは12月17日時点では感染などが減少の傾向の様です。政府や専門家よりのアナウンスで防止対策に、日本人多くの人がワクチン接種を受け、人と会う場所などでマスクをし、外出を控え、出来るだけ3蜜対策などをしてある意味とても我慢をして来ました。飲食店や大規模店舗や施設の使用制限やイベント開催制限など多くの企業も新型コロナウィルスの驚異に対する対策に協力をしました。 多くの者が苦しみ痛みを感じる出来事だと感じました。 日本人の皆の危機状態へのともなる協力、対策への取り組みを見てその結果が現時点での良き成果だと感じました。


今年良き事もあったとともに、日本の有名人の素晴らしい多くの人材が残念ですが、逝去されました。また、苦しく痛ましい事件も多くありました。 私達は、今後も日本人の人として、新型コロナなどの困難や苦しみへの対策を協力して成し、明るい明日が来ることを信じて新しい年に共に向かっていきたいと願います。


本文を読んでくださり有難うございました。


参考文献:読売新聞オンライン『2021年日本の主なニュース』