2015年を振り返って

今年のNHK大河ドラマは「花燃ゆ」吉田松陰の関連のドラマでした。スポットは松陰を心から支えた松陰の妹の美和と、松陰 の親友で、自分の妻と死別し、美和の後の夫となった楫取素彦などでありました。夫婦ともに伴侶と死別し、その為に再婚する同士でした。

松陰は、松下村塾を開き、明治維新の立役者となった人材を育てた人で あります。その言葉は多くの日本人に影響を与えたのだろうと感じました。

『あなたの志は何ですか？あなたは人生で何を求め、自分の生涯の人生を後悔しないで生きるためにどんなこと をやり、目指したいですか？』という様なことを人々に問い、人が生きる上で「夢」、「志」を持つことの大切さを教えてくれまし た。そして、志を持って、家族の為、友の為、日本の為、人が平和で幸せにありのままで笑って過ごせる世の中を作る為に、まことに有意義に生きることの大切さの意義を教えてくれました。一年間そのテーマについてドラマを見てきて、吉田松陰のことばの「志を持つ」ということ重要さをとても感じました。私はとても感動を持って見ることが出来ました。

今年の主な出来事は、4月に日経平均株価が、15年ぶりに2万円台を回復しました。また、6月には、18歳から選挙で投票出来るようにする 改正公職選挙法が成立しました。7月には、サッカー女子ワールドカップ（W杯）カナダ大会で日本代表の「なでしこジャパン」 が準優勝をしました。10月には今年のノーベル生理学・医学賞に大村智さん、物理学賞に梶田隆章さんが選ばれ ました。また、ラグビーのワールドカップ（W杯）イングランド大会で日本代表は、強豪の南アフリカを破る大金星を挙げました。 政府は日本を訪れた外国人旅行者数が過去最多更新をしたと発表しました。体操の世界選手権で日本は男子団体で37年ぶり優勝を果たしました。 男子個人総合では、内村航平選手が6連覇を成しました。11月には、国産初のジェット旅客機「MRJ」が初飛行に成功したことなどがありました。

しかし、その反面では、1月イスラム過激派組織「イスラム国」は、拘束した日本人2人の映像をネット上に公開し、その後、2人を殺害した とする映像を公開しました。5月には日本列島各地で火山活動活発化したとの報道が流れました。7月に　安倍首相は、2020年の東京五輪までに間違いなく完成することができると確信し、決断、新国立競技場の建設計画白紙撤回を表明しました。総工費の大幅増がその理由。（その後再コンペに計2案が応募、A案B案で検討後、12月22日、関係閣僚会議に諮り、大成建設・梓設計・隈研吾のチームによるA案に「優先交渉権者」が決定されました。） 9月には台風17号などの影響で関東・東北で豪雨となり、茨城などで8人が死亡しました。東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会は、大会エンブレムの使用撤回を発表しました。他のロゴマークと似ているとの指摘が相次いだためで 、再公募となりました。
それから、3月には人間国宝の桂米朝さんが、11月には、元横綱の北の海敏満さん、伝説の女優・原節子さん、漫画家の水木しげるさんなどが死去されました。今年も多くの貴重な日本の人材が生涯を終え、他界をされました。

今年を振り返って見て、テレビのドラマなどからも大切なことを学ぶこともあることを感じました。
また、暗いことや衝撃的な事、悲しいことも多くあった年でしたが、日本の今後にとっても明るい希望に満ちた出来事も多くありました。 文章が長くなったことをお詫びいたします。
新しい年が皆様にとって良き時となることをお祈り致します。