今年のNHK大河ドラマは「黒田官兵衛」でした。豊臣秀吉に仕え、戦いのない平和な国、日本の到来を目指して、秀吉の日本統一 の陰の立て役者としてささえた歩み、そして、キリスト者でありながら、賢く生きた人生を通し学ばされる事が多かったでした。
今年の日本の出来事として、5月には、スウェーデン王立バレエ団の木田真理子さんが世界で最も権威のあるバレエ賞の一つ、ブノワ舞踊賞を日本人として初受賞。
6月には、世界文化遺産に「富岡製糸場」を登録する事を国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会が決めました。
9月には全米テニスで錦織圭選手が準優勝しました。理化学研究所と 先端医療センター病院は、iPS細胞から作った網膜の細胞を、目の難病患者に移植する手術を行ったと発表しました。iPS細胞を用いた
世界初の再生医療が行われました。
10月は、東海道新幹線が開業から50年を迎え、延べ56億人を運びました。 また、青色発光ダイオード(LED)を開発した、赤崎勇教授と、天野浩教授と、中村修二教授に、スウェーデン王立科学アカデミーは、
ノーベル物理学賞を贈ると発表しました。
11月には、ユネスコ無形文化遺産として、「和紙 日本の手漉(てすき)和紙技術」を決定し登録しました。
今年を振り返るといろいろな事があったと感じました。年毎としての現象には、良い事、悪い事の2面があるととらえられ、日々の時間は、 今という時を、かけがえのない時として、刻み、それが、時代という記憶として残り、歴史となっていくのだと感じました。
新しい年が良き年となる事を祈ります。