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放送大学あすなろ会
2020年を振り返って

今年は、良いこともありましたが、世界で新型コロナの感染が蔓延してステイホームで身動きが取れず 大変皆が苦労した年だと感じました。今年を振り返りたいと思います。


良き出来事としては、


2月全豪車いすテニス、男女日本勢優勝しました。
テニス全豪オープンは2日、車いす部門のシングルス決勝が行われ、男子は国枝慎吾、女子は上地結衣がそれぞれ勝利し、男女とも日本勢が制した。


3月JR常磐線が全線再開。東日本大震災以来9年ぶりでした。
東日本大震災の影響で運転見合わせが続いていたJR常磐線の富岡―浪江間(いずれも福島県、約20・8キロ)が14日、再開され、9年ぶりに全線復旧した。震災と東京電力福島第一原発事故によるJRの不通区間はすべて解消された。


6月スパコン計算速度で「富岳」が世界一
スーパーコンピューターの計算速度を競う世界ランキングで、理化学研究所と富士通が開発した「富岳ふがく」が1位になったと23日、発表された。

巨人が通算6000勝
読売巨人軍が19日、プロ野球史上初の通算6000勝を達成した。


7月将棋の藤井聡太七段が最年少タイトル
将棋の藤井聡太七段が16日、17歳11か月で棋聖を奪取し、タイトル獲得の史上最年少記録を約30年ぶりに更新した。8月には王位も獲得し、史上初の「10代二冠」、史上最年少での八段昇段。11月には史上最年少、最高勝率で公式戦通算200勝を達成した。


9月テニス・大坂なおみが全米オープン優勝
テニスの全米オープン女子シングルスで12日、大坂なおみが2年ぶりに優勝した。白人警官に殺害された黒人らの名前入りのマスクを着用し、人種差別を問題提起する姿も話題に。


10月アニメ映画「鬼滅の刃」、国内最速で興行収入100億円突破
アニメ映画「劇場版『鬼滅きめつの刃やいば』無限列車編」の累計興行収入が、10日間で100億円を突破したと、配給元が26日発表した。日本で上映された映画では歴代最速。


11月野口聡一さん搭乗の米民間宇宙船打ち上げ成功
宇宙飛行士の野口聡一さんらを乗せた米民間宇宙船「クルードラゴン」が15日、米フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられ、16日に国際宇宙ステーションに到着した。野口さんの宇宙滞在は3回目。


悲しい事件としましては、


2月に三冠王、野村克也さんが、3月に志村けんさんが、4月に映画監督の大林宣彦さんが、6月に横田めぐみさんの父・滋さんが、8月に俳優の渡哲也さんが、11月にノーベル物理学賞の小柴昌俊さん、人間国宝の坂田藤十郎さん死去しました。志村けんさんが新型コロナで死去など今年は著名人の死去相次ぎました。


また、2月には新型コロナで政府が全国小中高の休校要請しました。


3月新型コロナの感染拡大で、高校野球が春夏中止。プロスポーツ界でも延期や中止相次ぎました。東京五輪・パラリンピックも延期になりました。


4月には、新型コロナ感染拡大、緊急事態宣言発令されました。
新型コロナの感染者急増を受け、政府は7日、東京など7都府県を対象に緊急事態宣言を発令し、16日には全国に拡大した。横浜港に2月に帰港したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」でも多数の感染者が発生するなど混乱が広がっていた。身体的距離の確保やマスク着用といった「新しい生活様式」や在宅勤務などの感染防止策が呼びかけられた。宣言は5月25日に全面解除されたが、その後も各地でクラスター(感染集団)が発生し、国内の感染者は10月に10万人を突破。11月には、7月から始まった政府の需要喚起策「Go To キャンペーン」の運用も見直された。


7月には、九州豪雨、死者77人。
梅雨前線が停滞した影響で4日、九州を中心に記録的な豪雨となり、熊本県を流れる球磨くま川などが氾濫。77人が死亡し、2人が行方不明となった。


8月には、GDP年率換算27.8%減、戦後最大の下落でした。


一年を振り返ると、良いこともありましたが、多くの困難に出会った年だったと感じました。人間は、人生で良いこともあるが、大変な苦労もしながら成長をしていくと思わされています。神様は、主の御心を成し、最悪を最善に変えることも出来ると聞きます。新型コロナの治療薬、ワクチン開発が進んでいるようですが、神様に願い、早いコロナの終息を祈っています。皆様もお体を大切にして気を付けてお過ごし下さい。


来年が今年よりも良き年となることを祈ります。

参考文献:読売新聞(YOMIURI ONLINE)『2020年日本の出来事』