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放送大学東京文京学習センター所属サークル
放送大学あすなろ会

浜離宮恩賜庭園カメラ撮影会
2018年11月23日
あすなろ会会員撮影


time: 01:02
12MB

2018年を振り返って


今年のNHK大河ドラマは「西郷(せご)どん」でした。
番組が始まった最初のころ西郷どんのNHKのサイトを読み、西郷さんは、どんな人からも愛された人物だったと知りました。西郷さんは何故どんな人にも愛されたのだろうかというテーマをもってドラマを見させてもらいました。西郷さんには、偉大な宗教家に備わっていた様な自分の生命を捨てて友を愛する愛に近いものを持たれていて、その愛をもとにいろいろな事を成し遂げていったのだと感じました。世の中ではなかなか存在しないような貴重な貴い存在であったのではないかとも感じました。西郷さんは聖書を読んでいたという説もあるそうです。自分の生命を捨てて友を深く愛する存在だからこそ多くの人からも深く愛された方なのだなと思いました。幕末に西郷さん達の様な素晴らしい存在があったらばこそ明治維新がなったのだと感じ感動しました。私も西郷さんの様にいつもどんなときも相手を、まわりのものを、そして日本を、いやあらゆるものを愛した様な西郷さんの様に学びたいと感じました。


2018年今年あった良きことや目立ったこと等としては:


2月平昌冬季五輪で日本は冬季最多13メダル獲得し、フィギュアスケート男子で羽生結弦選手は2大会連続の金メダルを獲得しました。5月将棋の藤井聡太さんが最年少で七段昇段を決めました。6月13日成人年齢を20歳から18歳に引き下げる改正民法が成立しました。2022年4月1日に施行されます。17日ルマン24時間耐久レースでトヨタ勢が初の総合優勝。中嶋一貴さんは初の日本車による日本人優勝ドライバーになりました。27日小惑星探査機「はやぶさ2」が地球から約3億キロ・メートル離れた小惑星リュウグウ上空約20キロ・メートルに到着しました。30日ユネスコの世界遺産委員会は「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎、熊本県)を世界遺産に登録すると決めました。7月サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会で日本はグループリーグを突破し16強入り。しかし初の準々決勝進出は逃しました。8月24日第18回アジア大会で競泳の池江璃花子が大会6個目の金メダル獲得。日本人競泳で1大会最多記録を更新しました。9月8日テニスの全米オープン女子シングルスで大坂なおみ選手が優勝しました。四大大会シングルスの優勝は、男女を通じて日本勢では初めて。10月1日今年のノーベル生理学・医学賞に京都大学の本庶佑特別教授が選ばれました。11月12日米大リーグの年間最優秀新人選手(新人王)にエンゼルスの大谷翔平選手が選ばれました。23日に2025年国際博覧会(万博)の開催地を決める博覧会国際事務局総会がフランス・パリで行われ、大阪が開催地に決まりました。29日ユネスコの政府間委員会で無形文化遺産に「男鹿のナマハゲ」(秋田県)など年中行事10件からなる「来訪神・仮面・仮装の神々」の登録を決めました。


反面悲しかったことなどとしては:


4月23日プロ野球・広島の元内野手で2215試合連続出場の世界記録(当時)を樹立して国民栄誉賞を受賞した衣笠祥雄選手が、5月16日には歌手の西城秀樹さんが、7月2日には落語家の桂歌丸さんが、8月には「ちびまる子ちゃん」等の作品で知られる漫画家のさくらももこさんが死去しました。
7月5日から数日間西日本が記録的な豪雨に襲われました。11府県で大雨特別警報が発令され、死者220人以上。平成最悪の気象災害となりました。9月4日台風21号が四国、近畿を縦断しました。死者14人。関西空港は高潮で一部冠水し、連絡橋にはタンカーが衝突。旅行客ら約8000人が孤立しました。6日北海道の胆振地方を震源とする地震が発生し、最大震度7を観測しました。死者41人。国内初の全域停電が起きました。


今年は、日本人のサッカーとしてのサッカー・ワールドカップまではじめはなかなか力が出せなかった部分もあった様でしたが新しい監督と選手が一つの心で結ばれてグループリーグを突破していく姿に感動を感じました。今後日本のサッカーもさらに力をつけ、優勝が近くなることを期待いたします。また、将棋の藤井聡太さん達の様な若い人たちの活躍も嬉しかったでした。今後も頑張ってほしいです。
その半面、最悪な気象災害が起こり多数の死者が出、有名な芸能人などの死去などの悲しいこともありました。
新しい年がいい話題で少しでも多く満ちることに希望を持ちたいと願います。

参考文献:読売新聞(YOMIURI ONLINE)2018年日本の出来事